不足している女性ホルモンを直接補充することでホルモンバランスを整えていきます。避妊薬として有名なピルですが、副効用として月経不順の改善や生理痛の緩和、その他ホルモンバランスが整うことでニキビ改善やストレスの緩和などがあり、世界的に広く利用されている一般的なホルモン補充薬です。

しかし日本では、副作用などの心配もあることでピルの利用をためらう人も多いのですが、医師の処方により安全に利用できるので急を要する場合には非常に有効です。

ホルモンバランス

ピルのメリット・デメリット

ピルに限らずホルモンを補充することは、何らかの要因によって自身の体で正常に分泌できなかったホルモンを直接外部から補充して必要な量に増やすわけですがら大きなメリットがある反面、間違った補充をすると副作用を起こす心配もありデメリットとなることあります。

ここではホルモンバランスを整えるためにピルを利用するメリットとデメリットを考えてみます。

ピル摂取のメリット

・効果の現れが早い

直接不足している女性ホルモンを体内に取り込むので、生活習慣の見直しなどでホルモンバランスを整えていくのに比べ効果が現れるのは早く、ホルモンバランスの乱れを改善できます。

・月経が安定して周期的になる

ピルは月経の周期を安定させるためそれに合わせた行動計画が立てやすいというメリットがあり、さらに意図的に月経時期をずらしたりということも可能になります。月経による不快症状がある人などは「いつ」というのがわかっていれば、それに合わせた行動計画も立てやすく余計なストレスなども緩和され、ホルモンバランスも安定しやすくなります。

ピル摂取のデメリット

・副作用の可能性がある

ホルモン補充には副作用を起こすリスクがあり、副作用にはむくみや吐き気などといった軽度の物から血栓症や子宮頸がんの発症リスクが高まるといった重篤なものもあります。

軽度なものはピルによって子宮が妊娠しているような状態になるのでつわり症状の軽いものがでやすく、吐き気やむくみ、倦怠感や頭痛などの症状が出やすく、人によってはちょっと嬉しい乳房のハリなども副作用と言えます。これら軽度なものはホルモンバランスが安定するにつれ治まることが多いです。

・必ずしもピルを服用できない

特定の病気の既往歴のある人や高血圧、血管の異常がある人などはピルを服用ことができません。妊娠中や妊娠の疑いがある人、35歳以上のタバコを吸う人なども制限されてしまいます。

・毎日同じ時間にピルを摂取する

ピルは1ヶ月のサイクルの中でエストロゲンとプロゲステロンの割合を変えながらホルモン補充するため、毎日決まった時間に摂取して初めて効果を発揮するようにできているため、飲み忘れなどしないように注意しなければなりません。避妊のために飲んでいる場合は特に気をつけなければ致命傷となりかねないので注意が必要です。

しかし、ホルモンバランスを整える目的であればそれほど過敏になる必要はないですし、万一飲み忘れても再度調整すれば問題ありません。

ホルモン補充は最後の手段?

ホルモン補充は正しい方法やメリットとデメリットを十分に理解していればホルモンバランスを整える手段としても有効です。ただ、未だホルモンという言葉だけで心配される人がいらっしゃるのも事実です。

ホルモン補充は更年期などに女性ホルモンの減少による更年期後のリスクを抑えるために良く用いられる方法で、加齢による女性ホルモンの減少は仕方ないものなのですが、20代ではまだ自身の体を考え直すことで女性ホルモンの分泌量を増やせる機能があります。

強制的に本来無いはずの女性ホルモンを増やすわけですから多少なりとも体に負担がかかります。何か重篤な症状を抱えていなければホルモン補充は最終的な手段と考え、もう少し体に穏やかな方法から試してみてもいいのではないでしょうか。

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